自分がどの腰痛か知る

腰が痛いけど自分の腰痛は緊急性があるのか?
自分がどんなタイプの腰痛なのか知りたいというときに役立つチャートを作りました。

参考にしてみてください。

目次

第一チャート

第二チャー

 その他の腰痛Q&A

動き始めの腰の痛みは何が原因?

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動き始めたときに痛いという腰痛は変形性腰椎症が考えられます。
二十歳をすぎたころから腰の骨と骨のあいだにあるクッションである椎間板が衰え始めます。
そしてそのクッション能力がさがってくると腰の骨がギザギザに変形を始めたりします。

それが変形性腰椎症です。骨棘(こつきょく)といったりもします。

また軟骨のすりへりや靱帯のなかに骨ができるなどの変化も含みます。
ギザギザの骨棘ができた状態になるとクッションと接している腰の骨が炎症を起こす「腰椎終板炎」クッションである椎間板を傷つけて痛みが出る「椎間板性腰痛」やその骨のトゲトゲが脊柱管という大きな神経を圧迫してしびれや痛みがでる「脊柱管狭窄症」を発症させる可能性があります。

変形性腰椎症の主な症状はずーんとした腰痛、腰のだる重さ、さきに挙げた動き始めの痛み(朝起きたとき、椅子から立つときなど)があります。動いていると軽減してくることが多いです。

しかしそのまま放置して悪化する動きをくり返しているとさきに挙げた症状を発症する可能性があります。
そのギザギザは改善することはありませんが当院の施術で痛みが改善したという方は多くいらっしゃいます。

腰の高さの骨盤のふちが痛いです。これって何ですか?

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上殿皮神経障害かもしれません。
原因はまだ解明されていませんが腸骨という骨盤の骨の上部を走っている神経でここがなんらかの理由で傷害されると発生します。
腰回りの鈍い痛みや足のしびれなど、座骨神経痛に似た症状がでます。
腰を反らしたりひねったときに腰の骨から外側7から8㎝ほどに痛みがでた場合、上殿皮神経障害が疑われます。
この骨盤の上が痛いという方はかなり多いですがあまり知られていません。
みているとお尻の筋肉が弱く、骨盤が後ろに倒れている方が多くなっている印象です。
骨盤の位置関係をよくし、お尻の筋肉を使えるように施術します。

病院では湿布や鎮痛薬、改善しなければブロック注射を選択されるようです。

お尻が痛くて長時間座れない、仰向けが痛くて寝られない、この腰痛は何?

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仙腸関節障害が考えられます。
仙骨という骨盤の真ん中の骨とその両サイドについている腸骨の関節に炎症が発生して起こると考えられています。
原因としては片足重心などが長期間続いた場合などが考えられます。
またそのような方をみていて多いのがお尻の筋肉がペラペラに薄いという特徴があります。

仙腸関節障害が疑われ、足の指先が普段使えておらず、骨盤が後傾といって後ろに傾いている方は当院で作っているtabiを履いてもらうことで即座に改善されることもあります。
なにかの拍子でその仙腸関節部分がひどく緩むとギックリ腰のような症状を起こすことがあります。

その状態になった場合、コルセットを巻くことで痛みが軽減する方がいますが仙腸関節部が緩んでズレた状態で固定した場合、治りが悪くなったり再発をくり返すことがあります。
そのためいいポジションにした状態でコルセットをするなり固定した方が痛みも減りますし根本的に改善できます。

前屈すると痛い腰痛って?

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前屈すると痛い腰痛は

・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎圧迫骨折
・椎間板性腰痛
・腰椎終板炎
が考えられます。
筋肉や筋膜に炎症がおきて腰痛が発生する筋筋膜性腰痛もあります。

ギックリ腰の原因は?

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突如として痛みが発生するギックリ腰。
原因としては

・腰や背中の肉離れ
・腰椎椎間板ヘルニア
・仙腸関節の捻挫
・骨折
・内科疾患、ガン
などが挙げられます。

・足がマヒして動かない
・足にしびれや痛みがでてきた
尿や便が自分の意思でコントロールできない48時間以内に手術が必要
・安静にしてたらさらに悪化してきた(内科疾患、ガンなどの可能性)
がでてきた、吐いた血尿がでてきた(感染症や内科疾患の可能性)
などの症状を伴う場合は病院にかかられたほうがいいです。

それらの症状がなければ整体で対応可能です。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

ギックリ腰は動かない方がいい?

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痛みが強いときは安静にしておいた方がいいでしょう。
数時間から数日で痛みがひいてきたら動き出すといいです。

動ける状態であれば整体を受けることができます。
痛みがなかなか引かない、何度も再発するという方は椎間板や椎体自体に問題がある場合があります。

MRIのSTIRという撮り方をするとわかったりすることがあります。
医師の先生に相談してみましょう。

筋筋膜性腰痛ってなんですか?

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筋肉や筋肉をつつむ膜に炎症が起こることで発生する腰痛です。
ひどいものだとギックリ腰も該当します。
基本的にはなにもせずとも数日でよくなるとされますが慢性化される方もいます。

骨折や筋肉損傷、靱帯損傷が疑われた場合

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上のチャートで腰の骨折や筋肉・靱帯損傷が疑われた場合、まずは整形外科などの病院へかかりましょう。
特にそのように痛めた記憶がない場合でもご高齢の方や骨粗しょう症の方ですと、くしゃみや軽い尻もち程度でも骨折されることがあります。レントゲンでは骨の損傷がある程度わかります。
ある程度というのはヒビや微細な骨折などはわからないということです。
CTスキャンやMRIであればわかることがあります。
もしくは熟練した先生で性能の高い超音波画像装置を使えばわかることもあります。
筋肉や靱帯の損傷というのはレントゲンではわからずMRIでわかります。

しかし骨折の可能性がなければMRIを撮るということはよほどないと思われます。
そうした場合でも当院では身体の歪み・バランスをととのえた上で局所的な痛みを抑え、改善を早くする施術が可能です。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

体を横に倒したとき(側屈)に痛い腰痛はなに?

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・片側終板炎
・腰方形筋や体側の筋筋膜性腰痛
が考えられます。
終板炎とは腰の骨である椎体と接しているクッションである椎間板のちょうどさかい目の終板に炎症が起きている状態です。変形性腰椎症という腰の骨がギザギザに変形した場合に起きることもあります。

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この炎症が終板の左や右の側方にできたものを片側終板炎といいます。
朝起きたときに痛みがつらく、動いていると軽快していきます。
腰に不安定感があったり抜けるような感覚を訴える方もいます。

診断が難しくMRIのSTIRという撮り方をすると診断がつくことがあるようです。
この終板炎と診断がついた状態でこられた方はとても少ないですが施術をすると痛みや抜ける感覚が改善していく方はいます。
終板炎が進行すると腰椎すべり症を発症する可能性があります。
上下の腰の骨が平行にスライドしてしまっている状態です。すべり症の方も当院にはこられます。
痛みが強く出ているときは寝るのも辛いときがあるので楽な姿勢で体の歪みとバランスを整える施術をします。
合わせてお腹まわりの筋肉を使えるようにすることで痛みの改善、すべりの再発防止を図ります。

・腰方形筋や体側の筋筋膜性腰痛にたいしては体の歪み、バランスに合わせて施術することで早期に改善します。

ストレッチなどをして伸ばすとかえって悪化することがあるのでセルフケアには注意が必要です。

椎間関節炎ってなに?

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背骨はだるま落としのように重なっていますがその後ろの部分で2カ所関節しているところがあります。
それが椎間関節です。

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その2カ所の関節で炎症が起きたのが椎間関節炎です。
身体を後ろに反らしたときに痛みがでるのが特徴です。
バレーのスパイクなどのときに痛みが出たり、ゴルフや野球のスイングで腰に痛みが出るときに疑います。
50歳以上の男女に多いですが若くてもなります。
50代から上の方は脊柱管狭窄症を合併することもあり、早期発見早期治療が必要です。
炎症反応のむくみが出ていると見つけやすいですがそうでない場合はMRIのSTIRという撮り方をしないと見つけるのは困難なようです。

また脊柱管狭窄症の手術後に腰痛がある場合、椎間関節炎を疑います。
椎間関節炎の病院での治療は痛み止めとその部位へのブロック注射です。

整体では身体のゆがみを取り、背骨の配列をキレイに整えることで椎間関節炎の痛みを改善できる可能性があります。
当院では脊柱管狭窄症で通院されている方もおり、しびれや痛みの改善例があります。こちらもぜひご相談ください。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

体を捻ると痛い腰痛ってなに?

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片側の椎間関節炎
・背中の起立筋や広背筋などの筋筋膜性腰痛
が考えられます。

片側の椎間関節炎は背骨の左右に2カ所ある椎間関節の片方に炎症が起きている状態です。
そのため左右どちらかに痛みがでます。

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病院での治療は痛み止めとその部位へのブロック注射が選択されるようです。
起立筋というのは背骨の両サイドにたくさんある姿勢の筋肉群です。
かなり種類があり、ひとまとめにして起立筋群などと呼びます。

広背筋はおしりの辺りから腕まで伸びている大きな背筋です。
これらの筋肉や包んでいる膜が炎症を起こしたときに捻ったときに痛みが出ることが考えられます。
筋膜のねじれを取る施術も当院ではしているのでこれらの筋肉や筋膜性の痛みは改善率が高いです。
何度もひねって痛い腰痛や背中の痛みをくり返している方は筋膜のねじれや骨格のゆがみが長く定着している可能性があります。ぜひご相談ください。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

椎間板性腰痛ってなに?

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背骨と背骨のあいだにあるクッションを椎間板といいます。
その椎間板に亀裂が入り炎症がおきることで発生するのが椎間板性腰痛です。

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特徴としては強い痛みではなく10段階の4くらいの鈍い痛みが続き、くしゃみやせきをするときになにかにつかまる、靴下をはく動作が痛いなどがあります。
前屈や深いソファに座るなど腰の後ろが伸びる状態が痛みの発生ポイントです。
放置すると椎間板ヘルニアの発症につながります。

病院では一般的に原因不明といわれる疾患です。
MRIのT2もしくはSTIRという撮影法でわかることがあります。
ヘルニアの方で背中や腰がつまるといった表現とともにこの椎間板性腰痛と似た症状を訴える方はとても多いですが施術後はつまりが取れ症状も改善する方が多数です。ぜひご相談ください。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

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