電車やバスのつり革を持っていると腕全体がだるくなり肩から指先にかけて痛みやしびれ、冷えを感じた経験はありませんか?
デスクワークでも肩がこって次第に腕がだるくなり、もまずにいられなくなったり。
浜松市の当整体院ではそうした【胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)】と診断された方を改善してきました!
当院では問診、触診、動きのチェックを通し、その方の歪みや筋肉のつきかたなどを評価。
そのうえでその方にあった施術法で身体を整えていきます。
基本は「押さない、もまない、バキッとしない」のソフトな施術。
胸郭出口症候群の方には「全身の骨格バランス」の調整や「動きが悪くなっていたり、使えてない筋肉を使える」ように施術します。
そうすることで圧迫されている部位にスペースを作り、流れを良くし【胸郭出口症候群】の改善をはかります。
ずっと腕のだるさや片頭痛に悩まされてたんですけどここに来てからなくなりました!
ここにくると腕に血流がいく感じがする
こんなお声もいただいています。
施術に裏づけがあるから症状が良くなりますし、副産物として「姿勢や代謝」も改善されるためとても喜んでいただけています。
腕がだるいからと腕をもんだり、電気や針をしても原因を起こしているのはそこではないので意味がないでしょう。
ひどくなると手術で肋骨を切除される方もいます。それぐらい症状も辛くなっていくのが【胸郭出口症候群】
女性にも多いこの症状。当院は女性の先生もいるので安心してご相談ください。
ひどくなってしまう前にぜひ浜松市中区の当整体院までお気軽にどうぞ。
※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。
胸郭出口症候群ってなに?
胸より上のラインの主に3ヶ所で血管や神経の通り道を筋肉や骨で圧迫したり狭くしてしまうことによりさまざまな症状が起こる疾患になります。英語でThoracic Outlet Syndromeといいます。TOSと略して呼ばれます。以下TOSとします。
圧迫が起こる3部位として
- 斜角筋三角(しゃかくきんさんかく)
- 肋鎖間隙(ろくさかんげき)
- 小胸筋下間隙(しょうきょうきんかかんげき)
があります。
斜角筋三角
前斜角筋と中斜角筋と肋骨の一番との間で作られる三角形を「斜角筋三角」といいます。この三角形が小さくなると中を通る神経の束(たば)の腕神経叢(わんしんけいそう)が圧迫されて手にしびれなどの神経症状がでます。
頭を前にだしてデスクワークをされてる方がなりやすいのがこのタイプになります。
またタバコがきっかけでなるといわれる慢性閉塞性肺疾患(COPD)になられてる方もなりやすいです。
肋鎖下間隙
鎖骨と第一肋骨で作られたスペースを「肋鎖下間隙」といいます。この骨と骨の間を腕神経叢と鎖骨下動脈と鎖骨下静脈のふたつの血管が通ります。そのため圧迫が起こると血流が悪くなり手に冷えなどの循環障害が起こります。
なで肩の人や野球やバレーボールで腕が肩より上に上げることが多いスポーツ(オーバーヘッドスポーツ)をやられる方もなりやすいです。
小胸筋下間隙
小胸筋という筋肉と胸壁との間のトンネルのことを「小胸筋下間隙」といいます。
腕を横にあげる動きを外転といいますがこの動きで出やすいので「過外転症候群(かがいてんしょうこうぐん)」ともよばれます。
つり革を持つような動きがつらい人はこのタイプです。背中が丸まった円背(一般的に猫背)の方がなりやすいです。
※解剖図の画像はビジブルボディのご厚意によるものです。
胸郭出口症候群(TOS)の症状
主に手のダルさ、しびれ、冷えなどを訴える方が多いです。
それに加えて「腕のむくみ」や「偏頭痛」(頭の片側の頭痛、片頭痛とも)も本人は気づいてないことがほとんどですが実はTOSから来ていることがあります。
これらの症状を長期間、放っておくと腕が痩せていき力が入りにくくなり握力が下がります。
この辺りから日常生活に支障がでてきます。
また症状に波があるのもTOSの特徴であると言えます。上昇下降にかかわらず、気圧が変化するときに症状がバッと出てくる方が多いです。今はアプリやネットで気圧の変化するときがわかりますから自分でチェックしておくと症状が出るタイミングがわかりますよ。
ですので浜松の当整体院で施術をうけて気圧の変化にも影響をうけなくなればかなり改善されたと言えるでしょう。
※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。
冷えやむくみ、息苦しさが起こる原因
血管が圧迫されることにより手の冷えやむくみが起こると考えられる【胸郭出口症候群】ですが、実は腕神経叢(わんしんけいそう)のなかに自律神経の一つである交感神経が含まれておりこれが
- 血管の収縮
- 気管支拡張
などをコントロールしています。
そのため圧迫が起き交感神経の働きが悪くなると血管が収縮できないためむくみが起きたり手の冷えが起きると当院では考えています。また息苦しさを訴える方もいますがこちらも気管支の拡張がうまくいかなくなることにより起きると考えられます。
TOSに長期にわたって苦しんでいる方は皆さんこのような問題を抱えており【自律神経失調症】を併発されてしまう方も少なくありません。当院はそういった方もたくさん来られ改善していますので安心してご来院ください。
※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。
どれくらいで良くなる?
初回で変化を感じる方がほとんどです。
施術をしてから血流が改善されるので痩せている部分や使えていなかった筋肉にスイッチが入るため疲れる方もいらっしゃいます。
普段の生活で気をつけることを伝えさせていただき、意欲のある方にはセルフケアもお伝えします。
身体のバランスを整えることによりつくべきところに筋肉がつき安定するのに最低1ヶ月はかかります。
週に一度の施術で平均4回の施術でいい状態にもっていけます。その前に症状が無くなる方がほとんどです。
もしTOSと診断を受けていたり似たような症状でお悩みの方は早めであればあるほど回復が早くなりますので浜松市の当整体院までお気軽にご連絡ください。
※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。
実際の症例と経過
当院にご来院いただいた胸郭出口症候群や疑いの方の症例になります。どこに行っても良くならないという方も諦めずにご相談ください。
症例①(掲載許可をいただいています)
40代男性 胸郭出口症候群と2年前に診断
症状
- 常にある首の痛みと腕の痛み
- 腕をあげると痛みとだるさであげていられない
- 腰痛
- 片足の感覚異常
既往歴
- ぜんそく
- 高血圧
- がんの既往
首の痛みと腕の痛みがひどく病院や接骨院、整体院など10件ほど通い、結果頸椎ヘルニアの手術を受ける。
特に症状に変化がみられず、そのことを伝えるとすぐ二度目の手術。
しかしそれでも腕を痛みとだるさであげられないことを告げると胸郭出口症候群と診断される。
仕事も肉体を酷使することが多く、半日しか働けず、会社からも病院からも手術しかないといわれるも二度の手術への不信感があり踏み切れず当院へ来院。
痛みが出ている側の腕は本人も分かるほどに痩せてきており、TOSの進行を感じさせる。歪みは背骨はもちろん強い。症状が出ている側の身体は総じて筋力が落ちている。
頭に血流がいく!全然違う!腕に血液がいくのがわかる!
と施術後すぐに変化を体感していただけた
かなり調子いい
常時あった首を倒したときの痛みが消失
付き添いの奥様からも
すごくよく食べて全然しゃべらなかったのにしゃべるようになった、本当にすごい変わった
との言葉をいただく。本人曰く
頭に血流いくのがわかってそれでだと思う
とのこと。
10回目まで一週間に一度のペースで通院され現在は月に一度でよくなりました。
回数を重ねるごとによくなっているとのこと。
- 睡眠の質の向上
- 落ちていた筋力が戻って筋トレしてないのにムキムキになってきた
- すごく前向きになった
- 正座すると足がしびれてきて自分の意思で動かせなくなるというのがなくなった
などの感想。
頸椎ヘルニアの手術痕が首の前にあり、その部分が力が入らずスカスカの空っぽの感覚があったようでしたが膝のオペや他の手術のあとにも見られるその部分の筋力低下だと思われます。筋力を補う施術でその感覚も消失。
また以前は病院でずっと整腸剤をもらっていても便がまともな形に出てきたことはなかったそうですが整体をうけられるようになってから便が形になってきたという変化も。
TOSと診断されてきてなおかつかなり症状が重い方でどうなるかと思いましたが想像以上に回復された例です。
症例②(掲載許可をいただいています)
30代男性
症状
- 数ヶ月前より左肩、左胸が凝る
- 息苦しさを感じるようになった
- 不眠症
- 左に偏頭痛があり週に何度か痛む
既往歴
- 子供の時から顎関節症
内科、呼吸器科、循環器科、整形外科などまわり特に異常は見られず、ストレスでは?との診断。
漢方内科で処方された漢方薬でお腹の調子などはよくなったそう。
別の整体院でもあまり変化を感じれなかった。自身で調べた末にこれは胸郭出口症候群では?と感じ来院。
身体の左右の筋力差が歪みというレベルではなく違い、聞くと小学生のときから片方の胸が凹んでいたということ。
首はストレートネックになっておりおしりの筋肉は真っ平らなほどにない。
歪みをとると明らかに動きもよくなり、こりと息苦しさの改善がみられた
前回夜はよく眠れ、次の日の昼くらいまでは好調だったが少し戻り有り
自分自身で頭の形が変わったのを自覚し他の人から姿勢が変わったことを指摘されることがあった模様
前回後、すごく眠くなった。
よく眠れている。頭痛を一週間感じなかった。
歪みがかなり無くなっており、良い状態がクセ付いている。
漢方を飲むのをサボっているが症状はほとんど落ちついている模様。
左右のアンバランスが見た目でだいぶ変わってきたところで、期間をあけることに。
※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。
コメント