10代で自律神経失調症と診断、不眠、頭痛でお悩みの20代男性

10代の頃に自律神経失調症と診断された26歳男性
当時から頭痛、それに伴う吐き気、寝付きの悪さ、耳鳴り、光への過敏反応など、数々の問題に悩まされていました。ずっと柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)という漢方薬で症状を緩和し続けてきたそう。

前職の過酷な労働環境から鬱病を患い、その反動で体重が15キロ増加し、体力も急激に低下。
たった30分の歩行でも吐き気がするため運動もままならずとても疲れやすく、この苦痛の連鎖に苦しんでいました。

ほとんどがデスクワークの日常生活で、頭痛と肩こりは日常茶飯事とのこと。
頭痛は1日の3分の2ほどあり、右まぶたも痙攣することがよくあると。

柴胡桂枝湯は最近も常用し飲んでいる。

来院のキッカケ

友人から、自律神経失調症に対して整体が効果的と聞いたことがきっかけで、当院に来院されました。
過去には10代の頃に親にもみほぐしに連れて行かれたこともありましたが、その際の効果は不明瞭だったとのこと。
さらに、高額なマッサージベッドを購入するなど、足の疲れには良い気がすると感じたそうです。

見立て

左側頭部に凹みがあり、頭蓋骨の傾きが左右で異なっていました。
また、肩甲骨は右側が下がり、背骨は後ろから見てS字状になっていました。
骨盤は後ろに傾いており、仙骨は前に突出していました。
膝が後ろに突き出し(反張膝)、ふくらはぎは硬くパンパンに張っていました。

施術と経過

自律神経の不調に悩まされている方の多くは手や頭が硬い傾向がありますが、クライアントは足に問題があると感じました。初回の施術により、背骨のゆがみが整いその場で頭痛が解消したとのこと。

  • 2回目(初回施術後より8日後)
    寝つきが良くなり、左股関節の痛みも解消、頭痛と肩こりはまだ残っているとのこと。
    施術後、肩を回した際のゴリゴリ音がなくなり身体が驚くほど軽くなったと。

とてもビックリされておりました。

  • 3回目(前回の施術より16日後)

以前は深夜に気絶するように眠っていたのが12時前(日付が変わる前)に眠くなるように改善したとのこと。
また、前屈みで左腰がピリッとする感覚があるため今回はそちらを診て欲しいとのこと。

施術後、前屈が改善され指が床につくようになり違和感がなく、重心が安定し身体が軽くなったとのこと。
初回にオーダーされた履くtabiを履いてもらい、変化をみていただくことに。

この症例から、整体施術を通じて自律神経失調症の症状を軽減しクライアントの生活の質を向上させることができました。継続的な施術や姿勢の改善により、クライアントの健康状態は改善の方向に向かっています。
将来的にも健康で活動的な生活を送る手助けをすることができればと願っています。

  ※施術中の際は、折り返しご連絡いたします。

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